医学的モデルでは、ディスアビリティーを、治療、治癒、固定、あるいは少なくともリハビリが必要なインペアメントとみなす。 ディスアビリティーは、通常の健康状態からの逸脱とみなされる。 障害者の社会からの排除は個人の問題とみなされ、排除の理由はインペアメントにある。
障がいモデル
「障がい」とは?
障害モデルとは、障害が個人や社会によって広く概念化されるさまざまな方法を明確にするために使用される、障害研究の分析ツールである。
最もよく知られているのは、以下のようなものである:
- 医療モデル
- 社会モデル
- 人権モデル
インペアメント vs. ディスアビリティー
異なるモデルを理解するためには、日本語では両方「障害」と訳される「インペアメント」と「ディスアビリティー」を区別することが重要である。
「インペアメント」とは、環境から独立した身体的・精神的状態を指す。例えば、足が動かない、目が見えないなど。
一方、「ディスアビリティー」とは、インペアメントの程度にかかわらず、施設や公共交通機関がバリアフリーでないために移動できないなど、社会生活上の障壁を指す。
つまり、「インペアメント」は画期的な治療法が発見されない限り固定されたものであり、「ディスアビリティー」は社会の仕組みや構造を変えることで解消できるものなのである。
異なる障害モデル
2014年、テレジア・デゲナーは 「障害の人権モデル」 で次のように書いています。
日本語版は こちら にあります。